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ハワイの窓は合理的?


 ハワイで住んでいますと、日本とは違った様々な物や風景その他を目にすることがあります。今日はその中でハワイの「窓」についてご紹介します。

 最初ハワイに住み始めた頃、私たち夫婦は今いるワイキキではなくエイバ・ビーチというところで家を借りました。ハワイでは一般的な、普通の家です。その家を初めて下見した時、すぐ私たちはその家にある、ある異変に気がつきました。窓が日本の窓と違うのですね。日本で一般的な、大きな2枚窓で、片側に開け閉めする窓ではなく、各窓の端に取っ手があり、それを上下すると10cm×60cm程度の板状の窓が開閉するんですね。ですから窓を全開にすると、板状のガラスがすべて地面に対して平行になり、風が問題なく入ってきますし、全閉にすると大きな窓一枚のようになり風が全く入ってきません。

 そのオーナーに、「この型の窓はあなたの特注ですか?」と訪ねたところハワイではこの型が一般的とのこと。日本で一般的な2枚ガラスの片側に開け閉めする窓はほとんど見ないとおしゃっていました。確かに、ハワイのこの窓ですと片側にガラスをがらがらと寄せることがないため、窓2面とも風が入ってきますので2倍涼しく感じられます。ハワイの多くのホテルではどうかといいますと、日本型の片側に開け閉めするパターンが一般的になっているようです。それはやはり旅行者に配慮してのことかもしれません。

 今ではこの「ハワイの窓」がとても気に入っています。ハワイは年中気温が高めといえど、風がいつも吹いています。この窓を全開にしておけば、風がいつもふんだんに部屋に行き渡り、扇風機がいらないくらいです。合理的な窓と言えるかもしれませんね。